理由はそのうち考える

まずやってみよう

『ここアジャ』記念対談イベントに参加した

『ここはウォーターフォール市、アジャイル町 ストーリーで学ぶアジャイルな組織の作り方』という書籍の発売に伴い、著者による記念対談が開催されていたので参加した。

connpass.com

著者は『〇〇の問題地図』シリーズの沢渡あまねさんと、『カイゼン・ジャーニー』の新井剛さん。どちらの方の書籍もウチの社内の本棚にある。   はじめに書籍や書籍に登場する人物の紹介があったのだが、仕事中に参加していたため、ちょうど電話がかかってきてこのあたりを聞き逃してしまった。残念。

トークテーマは下記の通り。個人的には4つ目のテーマが気になっていた。

  • 日本が「デジタル後進国」といわれるのはなぜか?

  • ウォーターフォールアジャイルは共存できるか?

  • これからの開発や組織のカタチとは?

  • 「何から始めたらいい?」現場を変えるヒント

これからの開発や組織のカタチとは?

オープン&ハイブリッド。昔は組織の中に答えがあったが、今は不確実性に向き合う時代。
組織の中に答えはない。そのため様々なことを経験・チャレンジして自分の中に引き出しをたくさん作ることが大切になってくる。そうすることで幅広く応用が効くようになる。

「何から始めたらいい?」現場を変えるヒント

おやつ神社の紹介。おやつを置いて立ち寄れる場所。そこに人が集まることで雑談が生まれ、コミュニケーションが活性化していく。そういえば昔、HappyBoxなるお菓子箱が社内にあったなあと思い出した。あれも同じような目的だったと思う。最近コミュニケーション関連で課題感があったので、今こそあってもいいのかもと感じた。

コミュニケーション関係で印象に残ったのは、コミュニケーションは手を変え品を変え景色を変えという話。分かってはいるものの偏りがちになっている。特にチャットに。あまりチャットの文化に慣れていない人もいて、そういう人は割と見逃しがちなので、「チャットに書いてますよ」ではなく、手段を変えた方が良い場合もある。また目的に応じて使い分けたほうが効率的に伝えられる。  

感想など

ウォーターフォールアジャイルも互いに良いところがあり、1か0かで考えるのではなく状況に応じて使い分けるほうがよいという話から、無理矢理型にはめず柔軟な意思決定ができるようになれればと思った。そのためにも自分の中に引き出しをたくさん持っておきたい。

今回著者のお二人のお話を聞いたのは初めてだったが、話し方がすごく柔らかく優しい印象を持った。人の良さみたいなものがZoom越しでも出ていて、やはり話し方は重要だと感じざるを得なかった。自分は人前だと結構早口でバタバタと話すので、話し方伝え方をもっと改善したい。

色々と気づきを与えてもらえたこのイベント、参加してよかった。ありがとうございました。実はまだ書籍を読めていないので、今読んでいるものが終わったら読んでみようと思う。  

まとめもありました

togetter.com